書籍紹介「アウトプット大全」 ~アウトプットで人生が変わる~

教養

こんにちは。x_hackerです。

今日は精神科医、樺沢紫苑さんの著書「学びを結果に変える アウトプット大全」をご紹介!

学びを結果に変えるアウトプット大全

タイトルからの想像で「重そうな本」という印象を持ち若干積読化していたのですが、読み始めてみると超読みやすい

科学的な根拠に基づいた内容で、実践的なものも多く、人生を変えるパワーを持った1冊だと感じました。

学びを結果に変えるアウトプット大全

学びを結果に変えるアウトプット大全

「アウトプット大全」はこんな方にオススメ

著者の樺沢さんは「精神医学、心理学をわかりやすくお伝えすることで、うつ病や自殺を減らしたい。病気を予防したい」というビジョンを持っていらっしゃいます。
しかし、この本は、普段何気なく過ごしているほとんどの人にとって、その行動を変え人生を好転させるきっかけになる本だと思います。

具体的には下記のような方にオススメ

  • 勉強してもなかなか定着しない
  • 人と話したり、文章を書いたりするのが苦手
  • やるべきことがわからない
  • やるべきことがなかなかできない
  • 人生を好転させたい

ざっくり言っちゃうと、ほぼ全ての方にオススメです笑

それでは、作中の80のアウトプット法の中から、いくつかピックアップしてご紹介します。

記憶に定着させるには「2週間に3回」がキーワード

始めにご紹介するのは、記憶を定着させる方法
新しく覚えたことも、経験したことも、まったく使わなければすぐに忘れてしまいます。

脳に入力された情報は「海馬」というところに一時保存されますが、その保存期間は2~4週間だけ。その期間中に何度も使われた情報は「重要な情報」と判断され、「側頭葉」の長期記憶に移動します。

長期記憶に移動すると、忘れづらくなり、覚えておくことができます。

つまり、長期記憶に保存するためには、インプットした情報を2週間で3回使うことがポイントになります。

映画を見たり本を読んだりしたときは、人に話したり、日記につけたり、ブログに書いたりする。

新しいことを勉強したら、人に教えてあげる。

こういったことでアウトプットの数を増やしていくことが重要です。

新しく学ぶときは、
ノートに取りながら学ぶ→学んだことを人に話す→日記やブログにまとめる
という手順を踏むようにすれば、3回のアウトプットはそこまで難しくないと思います。
TwitterなどのSNSで発信するのもいいですね!

私も、このブログのおかげで読んだ本の内容を長く記憶することができるようになりました。

ポジティブな言葉で仕事の成果も上がる

「ポジティビティ比」という言葉をご存知でしょうか。
私はこの本で初めて知ったのですが、ポジティブな言葉とネガティブな言葉のバランスのことを言います。

ノースカロライナ大学の研究では、ポジティビティ比が 3:1より高い場合は、ビジネスで非常に高い利益を上げ、最も業績が高いチームではポジティビティ比が 6:1にも達していました。

逆に、ポジティビティ比が 3:1を下回る場合は、会社への愛着も低く、離職率も高かったそうです。

ポジティブな言葉を3倍使うだけで仕事の成果が上がる!
これは使わない手はありません。

ぼーっとしている時間の方が脳は活動している!?

次は、「ついついぼーっとしてしまう」という方に朗報です。
最近の脳科学研究で、「ぼーっとする」ことの重要性が証明されています。

「ぼーっとした状態」のとき、脳内では「デフォルトモード・ネットワーク」が活発に稼働しています。

デフォルトモード・ネットワークとは、「脳のスタンバイ状態」のこと。未来をシミュレーションしたり、過去の経験や記憶を整理・統合したり、現在の状況を分析したりと、脳内で「自分のこれからをよりよいものにしていくための準備」を整えているのです。

ワシントン大学の研究では、デフォルトモード・ネットワークを稼働させている状態(つまり「ぼーっとしている」状態)は、通常の脳の活動時と比べて15倍ものエネルギーを消費していることが明らかになりました。

デフォルトモード・ネットワークは「ひらめき」を得るためにも重要です。
何かひらめきを得たいときは、根を詰めて考えるのではなく、少し課題から離れてぼーっとしてみるのが効果的です。

やる気はあとからついてくる

最後にご紹介するのは、やる気が出ないときの対処法
「やる気スイッチはどこにあるのかな~」なんて探してみても、そのへんに落ちていたりはしません。

やる気を出すには、深く考えずに始めてみることです。

脳には、「作業を始めてみると、だんだん気分が盛り上がってきてやる気が出てくる」という「作業興奮」のメカニズムが備わっています。
これは、脳のほぼ真ん中にある「側坐核」という部位から海馬と前頭前野に信号が送られることで起動します。

作業興奮が起動するまでの時間はたったの5分

やる気スイッチは脳内にありますので、周囲を探し回らずにまずは5分、取り組みましょう

最後に ~笑顔で最高の人生を~

「悲しいから泣くのではなく、泣くから悲しいのである」という言葉がありますが、笑顔についても同じようなもの。

笑顔は最強の脳トレであり、最強のストレス発散法です。
笑顔の8つの効果は下記の通り。

  • 【笑顔の効果】1 免疫力が上がる
  • 【笑顔の効果】2 ストレスが緩和される
  • 【笑顔の効果】3 痛みが緩和される
  • 【笑顔の効果】4 各種身体症状に効果がある
  • 【笑顔の効果】5 記憶力が向上する
  • 【笑顔の効果】6 幸せになる
  • 【笑顔の効果】7 考え方がポジティブになる
  • 【笑顔の効果】8 長生きする

ここでは細かいことは書きませんが、ざっと見ただけでもすごいパワーですよね。

「笑顔」というアウトプットで、人生を好転させましょう!

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学びを結果に変えるアウトプット大全

学びを結果に変えるアウトプット大全

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