こんにちは。えっくすはっかーです。
最近よく聞く「オンラインサロン」。
いったい何なのでしょうか。
私も、
「よく聞くけど、今のところ直接的には何も関わりないからまぁいっか」
と思っていたのですが、どうやら新しい流れが来ているらしい、という雰囲気をようやく察知したので、本も買って勉強してみました。
今回勉強に使ったのがこちら
本当は、「オンラインサロンとは何か」ということを少し深めに考察している本がよかったのですが、まだオンラインサロンに関する書籍はめちゃくちゃ少ないようです。
少し調べた内容と、こちらの本にある内容から、オンラインサロンとは何か、というのを私なりにまとめてみます。
超まとめ
オンラインサロンとは、新しい形のコミュニティ。従来型のコミュニティと比べると気楽に参加/離脱ができ、いろいろな環境での自分の役割を気軽に試すことができる。
タテのつながりだけでなくヨコのつながりも発展しやすく、遊びや仕事等、いろいろな方向に発展する可能性がある場。一度自分にあったサロンを探してみてもいいかも。
オンラインサロンとは何か ~新しい形のコミュニティ~
まずはじめに、オンラインサロンとは何か、というところに答えを出していきます。
中里桃子さんの書籍「人と人とのつながりを財産に変える オンラインサロンのつくりかた」によると、その定義は下記の通りです。
オンラインサロンの定義
①有料の課金やなんらかの入会の条件をクリアした参加者が集まり、
②共通の価値観や目的でつながっていて、安心で安全な環境だからこそ、
③通常では挑戦できないことを挑戦できる空間
なんだかよくわからないですね。。
もう少し具体的に見てみます。
多くのオンラインサロンは月額課金となり、毎月一定金額で仲間になることができます。その中では、共通の価値観や目的を持った仲間が、その目的にあった学びを得、交流することができるようになっています。
オンラインサロンがどのようなものか、というと上記の通りなのですが、その存在意義をもう少し深堀りしてみましょう。
「コミュニティ」という言葉は辞書によると、「共同体」とか「地域社会」という意味です。インターネットが普及する前、コミュニティは住んでいる地域や所属している会社という共同体がベースであり、途中で抜けたり変えたりするのは精神的、金銭的、時間的コストが非常に高いものでした。
ところが、インターネットの技術の上に成り立っているオンラインサロンでは、月額数千円で入会できるものがほとんどで、自分で自由に選択でき、コミュニティを移り替えるコストが非常に低い、という特徴を持っています。
人は誰しも、家族、学校、会社、地域、国など、さまざまな大きさの複数のコミュニティに属していますが、オンラインサロンは非常に自由な形の新しいコミュニティということができます。
このように、「自分のために選択するコミュニティ」という特徴があるため、会社等の組織とは異なり、オンラインサロンのために個を犠牲にするようなこともなく、自分の内側にある目的を追求する場として機能します。
また、学校や塾のような、「教える側と教えてもらう側」というようなタテの関係ではなく、「一緒に成長していく」というようなヨコのつながりが発展しやすいのもオンラインサロンの特徴のようです。
なぜオンラインサロンがブームになっているか
オンラインサロンがブームになっている理由について、「オンラインサロンのつくりかた」では4つのメリットについて説明しています。
メリット①環境を変えられる
先述の通り、オンラインサロンは従来型のコミュニティより気軽に参加/離脱が可能です。そのため、環境(サロン)を変えるハードルが低く、自分の価値が発揮できる環境を探しやすくなっています。
また、個人の内側に目標があるため、失敗が許される環境であることが多く、自分に合った役割を探すために新しい役割を「試着」することができます。
メリット②学びがある
インターネットが発展する前は、何かを教えてもらおうと思ったときには近くにあるスクールや塾などに行く必要がありました。しかし、オンラインサロンでは、地理的な制約を受けず人数の制約も少ないため、かつては直接学ぶのが困難だった芸能人や著名人からも気軽に学ぶことができます。
メリット③安心できる居場所になる
地域、会社などは自分で自由に選びづらいケースがありますが、オンラインサロンは完全に自由に選ぶことができます。そのため、オンラインサロンは自分にとって居心地のいい、安心できる居場所になる可能性が高いです(仮に居心地が悪ければやめてしまえばいいだけです)。
メリット④情報選択の手間を減らしてくれる
情報化社会といわれるように、今の私たちが浴びる情報量は江戸時代の2万倍だそうです。今は、「いかにして情報を集めるか」よりも「いかにして情報を選ぶか」が重要だといわれるくらいです。
オンラインサロンでは、信頼できるオーナーが情報を取捨選択してくれる、キュレーションの機能も持っています。
オーナーにとってのオンラインサロン
ここまで参加者側の目線でオンラインサロンについて見てきましたが、最後に少しだけオーナー目線でのオンラインサロンについて解説します。
オーナーにとってのサロンは、一言で言うとメディアです。
自分のファンや、自分と共感しあえる仲間で構成されたコミュニティですので、規模が大きくなると最強のメディアになる可能性を秘めています。
オンラインサロンでは、月額課金の定額のものが多いですが、オーナーにとってはアップセル、クロスセルのツールとしての側面を持つ場合もあります。
参加者としては、そのあたりは最低限の注意は払っておきたいですね。
まとめ
今までにない形式のコミュニティであるオンラインサロン。
オフラインのコミュニティではなかなかできなかった役割に挑戦してみたり、仲間をつくったり、安心できる居場所をつくったり。自分にぴったりなオンラインサロンがどこかにあるかもしれません。
もしよかったら、一度体験してみるのもいいかもしれませんね。
選ぶときには、ランキングサイトや、オンラインサロンを紹介しているブログをチェックしてみるのがよさそうです。
私もいくつか試してみようと思います。
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