こんにちは!
x_hackerです。
今日はオススメの書籍の紹介!
2016年に発行された「サピエンス全史」
帯に書かれていることによると
ビジネス書対象2017大賞受賞
ビジネス書グランプリ第1位
とのこと。
私的には、
新たな常識を得るための必読教養本。
「ビジネス書」というのもちょっと違う気がしていて、教養のための本、だという印象を受けました。
長いのですが、目からうろこの新たな知識がたくさんあり、めちゃくちゃおもしろい!!
超オススメの1冊です。
ここでは私に刺さった部分を中心に、超簡単に!内容を見ておきましょう。
最初の革命、認知革命
農業革命、産業革命、そして情報革命。このあたりは良く知られています。
が、著者曰くその前に認知革命なるものがあったという。
これは、虚構を生み出したこと。つまり、この革命でフィクションを語れるようになったということです。
この革命により、神話や宗教が生まれ、他の種やそれ以前の人類には不可能であった大規模な集団の形成が可能になったという。
概ね150名以上の集団をまとめるには、このフィクションが重要になるのだと言います。
言われてみれば、ものすごい革命。
これが私的には一番の衝撃ポイントでした。
大量の種を駆逐しながら全世界へ
絶滅危惧種だとか、環境破壊だとか、今はいろいろ言われているが、そもそも人類は歴史上たくさんの種を絶滅させてきましたよ?というお話。
認知革命により大集団を形成できるようになったサピエンスは、狩猟をしながら全世界へとその居住地を広げていきました。その過程で、たどり着く土地のすべてでほとんどの大型陸上生物を絶滅させてきたというのです。
具体的にはマンモスやオオナマケモノ等の草食獣、大型の肉食獣、大型のトカゲなどです。
確かに、歴史の教科書なんかにマンモスを取り囲んで狩る絵なんかありましたね。
とにかくすごい勢いで食べ尽くしていったのだと。
産業革命なんか起こすもっと前から、地球環境に最も影響を与えてきたのは人類ですよと。
これも、環境破壊等に繊細になっている今聞くと、なかなか衝撃の大きい話。
超ホモ・サピエンスの時代へ
少し歴史は飛んで現在。
AIが劇的な進化を遂げ、バイオテクノロジーの発達も著しいが、これから人類はどこへ向かうのか。という話。
これはこの「サピエンス全史」ではさらっとな内容です。
サピエンスの未来については著者ユヴァル・ノア・ハラリ氏の次の著作、「ホモ・デウス」により詳しく書かれています。
まとめ
衝撃を受けた点を中心にごく簡単にまとめましたが、この本は是非実際に読んでみてほしい1冊。
このブログを書いていたらもう一度読みたくなってきました笑
ハラリ氏の他の著作もまたご紹介します。
コメント
[…] ました。 認知革命が起き、集団の力を使えるようになったのも、言葉という道具があったからです(詳しくはこちら 書籍紹介「サピエンス全史」 ~ヒトは今までに何をしてきたか~) […]