東大にも合格できる!?効率化を突き詰めた最強の勉強法

教育

こんにちは。x_hackerです。

今日は勉強方法についてのお話。
短時間で成果を出す勉強方法があれば知りたいですよね!?
今回は具体的な勉強方法も含めて、しっかりとお伝えします。

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東京大学にも合格できるかも!?

実は私、東京大学の受験経験がありまして。あと1点(厳密にはあと0.89点)で落ちたという過去があります(結局落ちたんかーい)

東大は、不合格者がA、B、C、D、Eに格付けされる謎の仕組みがあるのですが、不合格Aという名誉ある称号をいただきました笑

とまぁ、結果を出せなかった男、x_hackerなのですが、一応勉強に関しては「最短の時間で最高の結果を出す」ということを超意識してやっていました。
(ギリギリを攻めすぎて落ちたとも言えます)

そのへんの受験生よりは相当勉強していないはずなので、それである程度の結果を残せた、最強効率の勉強法を超具体的にお伝えします。

長くなりますが、勉強方法を真剣に考えたことのない人にとってはめちゃくちゃ役に立つと思いますので、是非読んで実践してみてください。

超まとめ

超集中している時間だけ勉強し、睡眠を挟む。問題集は反復しまくることで完全記憶する。無駄な勉強は可能な限り排除しよう。

目標を強く意識する

まずは勉強に入るための下準備。目標は明確に描きましょう

「東大に合格する」でも、「弁護士になる」でも、「〇〇という資格を取る」でもなんでもいいですが、具体的に目標を設定し、強くイメージしましょう。

これがないとなかなか勉強に打ち込むことができません。

集中力の限界は平均33分。集中しているときだけ机に向かう

人がマックスの集中力で物事に取り組むことができるのは平均33分と言われています。

これは個人差もありますし、トレーニングで伸ばすこともできますが、勉強をするときには30分を意識すると良いでしょう。

勉強の効率化において何が一番大事かと言われると「集中力」でしょう。
集中しているのとしていないのとでは、記憶もひらめきも論理的思考も全てに大きな差が出てきます。

とにかく集中しているときだけ机に向かう、というルーティンを作るくらいの気概で、本格的に勉強するときは最高の集中深度で取り組むようにしましょう。

だいたい30分ほどで集中力が切れるので、「あ、切れてきたな」と思ったら休憩を挟みます。

勉強の合間に10~15分の睡眠を挟む

集中力が途切れたタイミングでは、可能であれば思い切って仮眠を取りましょう

記憶は睡眠中に整理されると言われています。

10分という短時間でその効果があるのか、科学的には証明されていないと思いますが、個人的には確実に効果を感じました。

30分集中する→10分寝る→また30分集中する

これで、続けて2時間くらい勉強するのに匹敵するくらい効果を出せるんじゃないでしょうか。

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積極的に仮眠を取りましょう

とにかく反復する。計画的にできるなら寝る前、翌朝、1週間後。

「勉強をしよう!」と思っている人は最低限、エビングハウスの忘却曲線については学んでおきましょう。
これを知らずに勉強を始めるのは、「ドリブル」というものも知らずにサッカーの試合を始めるようなもの。

ヒトは、記憶したものを1時間後には52%、1日後には74%、1週間後には77%忘れてしまうと言われています。この、物事を忘れていくカーブを描いたのがエビングハウスの忘却曲線。
勉強しても1週間で8割も忘れてしまうとしたら、勉強するのが嫌になりますよね。

でも大丈夫!反復すれば忘れる量は非常に少なくなっていきます。反復すればするほど忘れにくくなり、記憶は定着します。

できれば、昼に勉強をした場合は寝る直前、翌朝、1週間後、のタイミングで復習をしましょう。

ぐっと忘れにくくなります。

集中しなくてもできる勉強法を用意する

30分超集中して、10分ほど寝て、また30分集中して、、、、、というのも繰り返せる回数に限度があります。本気で勉強すると比較的眠りやすくなるとはいえ、2回くらいまでしか眠れないと思います。

そういったときの対処法は2つ。①思い切って一旦勉強をやめるか、②集中しなくてもいい勉強法に切り替えるか。

別にどちらも正解だと思っていますが、どちらかと言えば勉強はした方がいいので、まずは集中せずにできる勉強法についてお伝えします。

具体的勉強法①音声を使ったゴロゴロ学習。

これは語学学習にオススメ。

母国語を覚えるときにそうだったように、言語を覚えるのは基本的には机に向かっている必要はありません。日常的にその言語に触れていたら、自然と覚えて使えるようになっていくでしょう。

語学学習のオススメはとにかく同じ文章を繰り返し聞くこと。できれば音声を追いかけて自分も発音していきましょう。単語はわかっていなくても音をそのまま真似ればOKです。そのうちパッと視界が開けるように、何を言っているのか理解できるようになります。

あと、この勉強のポイントは、机に向かわずにすることです。

勉強全体の中でみると、この学習は集中力がなくなったときにするもの。つまり、集中力を取り戻すまでのつなぎの学習です。

ですから、身体はできるだけリラックスさせ、ベッドでごろごろしたりしながら全力で回復させながら取り組みましょう。寝てしまったらそれはそれでOKなのです。なぜなら、それで一気に集中力は回復し、記憶も定着するから。

ちなみに、この方法をとるための大学受験英語のイチオシ教材はZ会の速読英単語です。

速読英単語 必修編[改訂第7版] (Z会文章の中で覚える大学受験英単語シリーズ)

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  • 作者:風早 寛
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具体的勉強法②日常生活の中で実行する「ながら勉強」

これは、ゴロゴロ勉強よりはもう少しアグレッシブな気持ちが必要です。

暗記ものや、数学の証明問題などで使用します。

お風呂移動など、日常生活で必ず時間を取られるもので、かつ頭はあまり使っていない時間というものが結構あると思います。

そういった時間を有効活用するのが「ながら勉強」。

暗記ものの場合、例えば単語とかであれば20個ほど頑張って暗記し、それをそのまま反復しながら移動をしたり、お風呂に入ったりします。記憶定着に時間をかけることができるのと、簡単に答えを見ることができないので「思い出す」という作業が多くなるため、より記憶が定着しやすくなります。

数学の証明問題の場合は、問題を結構選ぶ必要があります。問題はシンプルなのに、どうやって解くのかわからない、という類の問題に有効です。

数学には例えばフェルマーの最終定理のように、問題は非常に簡単だけど解くのは恐ろしく難しい、という問題があります。受験レベルでもそのような種類のものはありますので、そういう問題にぶち当たったら、とりあえず問題文を覚えてお風呂に入りましょう。そしてお風呂の中でじっくり問題と向き合いましょう。

具体的勉強法③:最強の問題集学習法。1冊全てを覚えきる反復学習。

こちらは立ち返って、集中して行う類の勉強です。特定の資格試験など、過去問を完全に覚えれば合格できる、という類のものに特に有効。大学のセンター試験等も教科によってはこれに近いかもしれません。

自分の中では、この方法が最短時間で完全な対策ができる方法です。

1周目

まず過去問1年分をきっちり解きます。時間も図っておいた方がよいでしょう。そして解説をしっかり読みます。

ここまでは誰でもやると思います。ある程度の時間をかけてやってください。

2周目

翌日以降にもう一度同じように同じ問題を1年分解きます。

このとき、解きながら下記のように問題にランク付けをしていきます。

A. 正解も完全にわかるし、なぜ正解なのかも完全に説明できる。選択問題の場合は正解でない選択肢がなぜ正解でないのかも完全に説明できる
B. 正解はわかるし、正解である理由もわかる。だが、不正解なものがなぜ不正解かが説明できない
C. 正解はわかるが正解である理由が説明できない
D. 正解がわかる気がするが自信がない
E. 正解がわからない

解いたら丸つけをします。間違ったところとB以下のランクであったものの解説を読みます。

Aランクで正解をした問題の解説を読むのは時間の無駄でしかないのでやめましょう
2周目はおそらく1周目の半分くらいの時間で済むと思います。

※慣れてくれば、ランク付けは「Aか、Aでないか」がわかればOKです。

3周目

翌日以降、改めて同じ問題を解きます。

この時は①不正解だったもの②問題ランクがB以下だったもののいずれかに該当する問題だけを解きます。実力に対して適切な問題集である場合、8割くらいはリストに上がってくると思います。

2周目と同じように、ランク付けをしながら解きます。

丸つけをして、2周目と同じように間違ったものとランクB以下の問題の解説を読みます。

4周目以降

3周目と同じ手順を繰り返します。

前の周回で間違えたものと、ランクB以下だったものだけを解きます。
問題の数はどんどん少なくなるはずです。

4周目くらいから問題の数がガンガン減ってきて、5周目くらいては所要時間は1周目の5分の1くらいになっているでしょう。
どんどん楽になるので、続けるモチベーションにもなりますね。

完了

次に持ち越す問題がゼロになったらクリアです。
だいたい10周くらいやればクリアになるんじゃないでしょうか。

ここで注意が1つ。10周とかやっていると「前にAと思ったものもそろそろ忘れてるかも。一回全部解いてみようかな。。。。」とか思ったりします。でもそんなことはやらなくてよし。できることをやるのは勉強においては時間の無駄でしかありません。まだ理解していないこと、まだ覚えていないことだけに時間を使いましょう。

ただし、受験直前で自信を取り戻すためにできるようになっている問題を解いてみるのはアリ。

どうしても勉強に対してやる気がなくなってしまったら

「勉強しなきゃいけないのにどうしてもやる気が出ない」ということもあるでしょう。

そんなときの対処法をお伝えします。

そればズバリ

勉強しない!

えー!

とはいっても、ただ勉強せずに遊んでるだけではちょっとまずいことになるかもしれないので、一応コツをお伝えしておきます。

ポイントはこのブログの冒頭「目標を強く意識する」ということ。

本格的に勉強をし出すと陥りがちな罠なのですが、「勉強すること」が目標になってはいけません

1日中遊んでいても、始めに立てた一番の目標をクリアできさえすればいいのです。

勉強は目的ではなく手段ですから、勉強はしなくても合格さえすれば問題ありません

どうしてもやる気が起きないときはきれいさっぱり勉強をやめてしまいましょう。

ただし、「〇〇に合格する」という目標だけは強く意識し、合格後の姿をイメージし続けてください

それさえしていれば遊んでいてもかまいません。

そうするとあら不思議。

しばらくすると非常に焦ってきます。「勉強しないとやばい」という気持ちになってきますから、そうなったらまた勉強しましょう。

この状態は非常に集中の深度も深くなっていい感じに勉強できます

集中力の低い状態、やる気のない状態での勉強は時間の無駄になりがちなので、そういうときは勉強をやめてしまいましょう。

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まとめ

勉強に関してやることまとめ

  • 集中力の高い状態で勉強をする
  • 集中力がきれてきたら勉強をやめる(連続30分が目安)
  • 勉強の合間に仮眠を取る
  • 音声を使ったゴロゴロ学習で集中力を回復しながら勉強する
  • 日常生活の中でできる「ながら勉強」を身に付ける
  • 反復学習を制する

勉強に関してやらないことまとめ

  • 集中力が低い状態での勉強は効率が悪く時間を無駄にするのでやらない
  • 既にできることをやるのは完全に時間の無駄なのでやらない

以上、つい気持ちがアツくなって長い文章になってしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございます!

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