こんにちは。
えっくすはっかーです。
今日は「モンテッソーリ教育」について。
私は本屋に行くときはあまりジャンルを絞らずいろんなコーナーに行くのですが、先日は教育コーナーの何冊かの本が気になりました。
少し立ち読みして見ると、どうやら将棋の藤井聡太棋聖だけでなく、下記のような錚々たるメンバーもモンテッソーリ教育なるものを受けたとのこと。
バラク・オバマ(元アメリカ大統領)
ビル・ゲイツ(マイクロソフト創業者)
マーク・ザッカーバーグ(Facebook創業者)
ラリー・ペイジとセルゲイ・ブリン(google創業者)
ジェフ・ベゾスAmazon創業者
ピーター・ドラッカー(経済学者)
ジョージ・クルーニー(映画俳優)
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これは勉強するしかない、と本を買ってきました!
それがこちら
学んだ内容を簡単にまとめましたので、是非読んでみてください。
- 超まとめ
- モンテッソーリ教育とは
- ①環境を整えたうえで子どもの自主性を尊重する
- ②やり方を覚えるまでは積極的に、やり方を覚えてからは消極的に関わる
- ③してほしくないことがある場合は、理由を説明するか代替案を提示する
- まとめ
- 作者:平川 裕貴
- 発売日: 2018/01/30
- メディア: 単行本
超まとめ
モンテッソーリ教育は、一人ひとりを尊重して才能を伸ばす教育法。
そのポイントは次の3つ。
①環境を整えたうえで子どもの自主性を尊重する
②やり方を覚えるまでは積極的に、やり方を覚えてからは消極的に関わる
③してほしくないことがある場合は、理由を説明するか代替案を提示する
モンテッソーリ教育とは
1907年から、イタリアのマリア・モンテッソーリという女性が実践した教育法で、教育の目的を「自立していて、有能で、責任感と人への思いやりがあり、生涯学び続ける姿勢を持った人間に育てること」としています。
そんな子を育てられたら最高ですよね!
(最後の部分は少し耳が痛い気もしますが。。)
そんなモンテッソーリ教育の肝の部分を早速見ていきましょう。
①環境を整えたうえで子どもの自主性を尊重する
モンテッソーリ教育では子どもの一人ひとりを尊重し、自主性を大事にするのですが、ただ自由にさせるだけではいけません。成長を最大化させるために「整えられた環境」を用意する必要があります。
ポイントは下記の2点。
①使ってみたい、やってみたいと思わせる面白そうな教具(教材や道具)があること
②子供が自分で自由に教具を選べること
大人が用意してあげるのは、感覚、言語、算数などを楽しみながら学べる教具をいくつか用意してあげることと、それを自由に選べるような環境を作ってあげること。
「自由に選べる」という中には、何もしない(休憩する)という選択もあります。
集中して何かをするのも大事ですが、休憩も同様に大事とのこと。
②やり方を覚えるまでは積極的に、やり方を覚えてからは消極的に関わる
例えば、ボタンの留め方を学ぶときには、以下のような手順を踏みます。
1. 年齢に合わせたサイズ/数のボタンを用意する
※小さい子には大きいボタンで、数も2つか3つにするなど
2. まずは親がボタンを実際にはめて見せる
※「ボタンをはめるの楽しいよ」「面白いから見ててね」と興味を持たせてから見せる
3. 子供にやらせてみる
※うまくいかない場合には親はサポートをして、あくまでも子どもに最後までやり遂げさせましょう。「できるかも」と思えると自信と自己肯定感に繋がります。
4. 子どもがやるのを見守り、観察する
※ずっとやり続けるタイプの子も、すぐに飽きて別のことを始める子もいます。無理にやらせるのではなく、興味を持った行動を尊重させるようにしましょう。
流れで整理するとこんな感じ。
環境を整えて、興味を持たせて、やって見せる。
子どもがやり始めたら、できるようになるまではサポートして、その後はひたすら見守り観察する。
③してほしくないことがある場合は、理由を説明するか代替案を提示する
子どもを育てていると「ダメ!」と言わなければならないシーンもたくさんあると思います。そこで大事なのは、注意するだけではなくその理由を説明することと代替案を用意すること。
理由を説明する
例えば、道に飛び出してしまいそうになった場合は、まずは「危ない!」と子どもを止める必要がありますが、次に「飛び出したら車にぶつかっちゃうよ」と理由を説明し、更に「道路に出る前に立ち止まって左右をよく見てね」と対処の方法を教えてあげてください。子どもは説明すると理解してくれます。
代替案を用意する
例えば、子どもがティッシュを次から次へと引っ張り出す遊びに興じていたとします。親としてはやめて欲しいなと思いますよね。ここで、ただ「ダメ」というのではなく、かわりに破ったり丸めたりしてもいいチラシを渡してあげるなど、変わりのものを与えてあげましょう。ティッシュや紙を触ったときの感触や音なども大事な経験・学びに繋がります。そして、強制ではなく自主的に行動しているとき、その集中力は上がり、成長も促進されます。代替案を用意するのはあくまで自主性を重視するためです。
まとめ
自主性を尊重した子育て、実践してみたくなりましたか?私はなりました!笑
今回ご紹介したのは、本当にモンテッソーリ教育の核になる部分です。
興味を持たれた方は是非、本を読んでみたり調べたりして、更に学んでみてください。
早速実践したい方はAmazon等でモンテッソーリ教具を購入してみるのもいいかもしれません。
モンテッソーリ教育を知っていると、子育てがもっと楽しくなりそうですね!
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