商売についてのベストセラー「ユダヤの商法 世界経済を動かす」 ~厚利多売でお金持ちになれ~

お金

こんにちは。x_hackerです。

今回は、言わずと知れたベストセラー、日本マクドナルド創業者の藤田田さんの書いた「ユダヤの商法」を読んでみました。

読もう読もうと思いつつも積読と化していたこの本、読みだしてみると藤田さんの熱量がストレートに伝わってきて、一気に読了しました。

ユダヤの商法(新装版) (ワニの本)

超まとめ

5,000年の歴史を持ち、全世界にその名を轟かせているユダヤ人の商売方法。その基本は数字・お金を常に意識すること。

契約を重んじて必ず契約は守り、時間の無駄を省き、お金にこだわる。

そのうえで、ゆっくりとした食事や休息も大事にして豊かな人生を築こう。

藤田田さんについて

藤田田さんといえば、日本マクドナルドの創業者というイメージが強いですが、この本の中ではそれよりも貿易商としての一面が強く出ています。

東京大学に在学中から、通訳の仕事を通じてユダヤ人とのつながりができてから、貿易商として様々なユダヤ人と関わり、ついには「銀座のユダヤ人」と呼ばれるまでになったとか。

「ユダヤの商法」にはそんな藤田さんの商売に対する考えが、圧倒的な熱量を持って簡潔に書かれています。

数字、お金にこだわる

汗水垂らして労働をして得たお金も、水商売で得たお金も、お金はお金。「きれいなお金」も「きたないお金」もない、と考えます。

また、どうすればお金を儲けられるか、ということを常に考え、様々な形を取る資産を「今キャッシュにするといくらか」という現金主義ともいえる考え方が基本になっているそうです。

時間もキャッシュで考える

ユダヤ商法の格言に「時間を盗むな」というものがあるそうです。

例えば私たちのようなサラリーマンにとって、時間を会社に売って働いているいるようなもので、時間は現金に換算できる価値のあるものです。それを奪うのはお金を奪うのと同じようなもの。

アポイントを取るときは、時間を守るのはもちろんのことですが、何時何分から何分間、というようなアポイントを取り、実際にその通りにすることを意識しましょう。

これを意識すると、自分自身の時間の密度も上がり、結果として自分自身の時間単価を上げることにもつながりそうですね。

契約の内容は守る

ユダヤ人の間には共通の教えと、国家を超える絆があるのだとか。それを維持し、その中にい続けるためには、「契約を守る」必要があるそうです。

契約の内容が完全に履行されなかったり、遅延が発生したりした場合、日本人の場合は「まぁまぁ」と許容されることがあるかもしれませんが、ユダヤ人相手の場合はそうはいきません。

遅延した時点で即刻打ち切りになり「ノー・エクスプラネーション -説明不要-」で幕引きとなります。

ユダヤ人同士の関係を維持し、かつユダヤ人が商売で成功している裏にはこの契約重視の考えがあるようです。

薄利多売ではなく厚利多売

お金儲けを重視するユダヤ人にとって、薄利多売という考え方は理解が難しいことのようです。
いっぱい売るのであればいっぱい儲けるのが普通なのでは?」と思うそう。

その裏には、希少価値を重視すること、お金持ちからターゲットにすること、儲けられなくなったらさっと手を引くこと、といったたくさんの教えがあるようです。

食事と休息を充実させる

お金儲けを重視するユダヤの商法ですが、人生の目的は働くことではありません。
ユダヤ人にとっての人生の目的は「おいしいものを心ゆくまで食べること」

働くために食べるのではなく、食べるために働き、お金を稼ぐのです。

仕事も必ず週5日。週5日で利益が確保できないような商売はやめた方がいい、と考え、週5日は働き、金曜日の夜から土曜日の夕方までは休息に専念し、そこから悠々と週末を過ごします。

働くばかりでは人生の目的である快楽を味わえなくなるため、休息も非常に重視しているそうです。

「ユダヤの商法」という本について

ここまで、私なりにこの本の要点をまとめつつ説明をしましたが、是非この本は一度読んでみて欲しいと思います。
一部過激な表現もありますが、それだけ熱量があり、藤田さんが成功した理由が伝わってきます。

ユダヤの商法(新装版) (ワニの本)

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これからも、様々な勉強をしてブログで発信していきます。

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