こんにちは。えっくすはっかーです。
今回は、私が実践する短時間でポジティブさを取り戻す方法をご紹介します。
日々生活していると、どうしてもネガティブな気持ちになってしまうことがあります。
ネガティブな気持ちすら楽しんでいる場合、それはもう好きにしていただければいいのですが、やはりポジティブな状態になりたい、と思う方が多いと思います。
どうやってポジティブな心理状態に引き戻すか、短時間で取り組めるものを科学的な視点も交えて説明します。
- 言葉の力を使う ~感謝の言葉で幸福に~
- パワーポーズ ~ガッツポーズとバンザイでパワーを得る~
- 有酸素運動・筋トレ ~心拍数を上げて複合的な効果を得よう~
- 可視化する ~数字とビジュアルの力を利用する~
- 環境を変える ~環境からの刺激を受け、ポジティブな意志力伝染を受けよう~
- まとめ
言葉の力を使う ~感謝の言葉で幸福に~
神話や宗教、企業理念やミッションなど、人は今まで言葉の力を大いに活用してきました。
認知革命が起き、集団の力を使えるようになったのも、言葉という道具があったからです(詳しくはこちら 書籍紹介「サピエンス全史」 ~ヒトは今までに何をしてきたか~)
また、「シロクマの実験」でもわかるように、言葉を認知すると、どうしてもそのことをイメージすることになってしまいます(シロクマの実験についてはこちら 「スタンフォードの自分を変える教室」を解説 ~意志力を鍛え行動をコントロールする~)
ポジティブになるために、この力を使わない手はありません。
「楽しい」と言えば楽しい気持ちに、「最高!」と言えば最高な気持ちに、そして「ありがとう」と言えば満たされた気持ちになります。
実際に声に出すのが難しい場合は、頭の中で繰り返し唱えるとよいでしょう。
投資家の竹田和平さんは、1日に3,000回以上ありがとうを言っていたということです。
パワーポーズ ~ガッツポーズとバンザイでパワーを得る~
2012年、エイミー カディさんによるTEDのプレゼンで紹介された手法です。
(動画はこちら Amy Cuddy: Your body language may shape who you are | TED Talk )
言葉が感情に影響を与えるように、姿勢も感情に影響を与える、という話です。
気分が高揚しているとき、楽しいとき、どんなポーズを取りますか?
その時の気分を思い出すには、そのポーズを取ればいいのです。
具体的には、ガッツポーズや身体を大きく見せるポーズ(バンザイをして足を広げる、大の字など)を取ると、自信がみなぎってきます。
科学的には、支配性のホルモンであるテストステロンが上昇し、ストレスのホルモンであるコルチゾールが低下します。
有酸素運動・筋トレ ~心拍数を上げて複合的な効果を得よう~
テストステロンといえば、忘れてはいけないのが筋トレや有酸素運動です(詳しくはこちら 書籍紹介「超 筋トレが最強のソリューションである」 ~筋トレをしてテンションを上げよう~)。
筋トレや有酸素運動はテストステロンだけではなく、セロトニンなどの幸福を感じさせるホルモンの分泌も促進します。
筋トレも有酸素運動も、どちらも自分に合った負荷でやるようにしましょう。
有酸素運動の場合は少し心拍数が上がるようにすると、運動の種類によらず効果があります。目安の心拍数は120~150程度。
可視化する ~数字とビジュアルの力を利用する~
目標に向かって進んでいるとき、今自分がどこにいるのか、どれくらい進んでいるのか、全くわからないと不安になってしまいます。
逆に、進んでいることが目に見えるとやる気がみなぎってきます。
例えばダイエットの場合、体重や体脂肪の数字が下がってきたり、お腹周りのお肉が目に見えて減り6つに割れた腹筋が顔をのぞかせ始めたりすると、「もっとやってやるぞ」という気持ちになると思います。
数字とビジュアルの力はいろいろなことに応用可能です。
ただし、数字はあまりハードルが高すぎないものにしましょう。進捗が感じられないと、逆にやる気を失ってしまうかもしれません。
環境を変える ~環境からの刺激を受け、ポジティブな意志力伝染を受けよう~
人間の脳は常に刺激を求めています。そのため、新しい環境に身を置くだけで、脳は刺激を感じて喜びます。
いつものオフィスではなくカフェで仕事をしてみると、想像以上に仕事がはかどるのはこのせいかもしれません。
また、人は周囲の人の影響を大きく受けます。
周りの人がみんな目標に向かって、やる気に満ち溢れているような環境に身を置くと、自分自身もミラーニューロンの働きによってポジティブになれます(詳しくはこちら
「スタンフォードの自分を変える教室」を解説 ~意志力を鍛え行動をコントロールする~)。
物理的に近い人よりは、感情的に近い人の影響をより強く受けますので、ポジティブになるためには、ポジティブな思考や行動を常にしている人と仲良くなるとよいでしょう。
まとめ
環境を整え、常日頃から運動をし、数字とビジュアルの力を活用する。
さらに困ったときには言葉と姿勢の力を借りれば、自分自身の感情をコントロールできるようになるかもしれません。
これからも楽しく学んでいきましょう!
コメント
[…] 短時間でポジティブさを取り戻す、科学的な5つの方法ネガティブになってしまったとき、どうやってポジティブな心理状態に引き戻すか、短時間で取り組めるものを科学的な視点も交え […]